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小霧山 kokiriyama
「新刊」Stationary Stationery
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机の上で、文房具が静かに佇んでいる。画面の中のそれらは、落下する直前の一瞬に留まり、宙づりにされたかのように存在している。文房具(stationery)が本来持つ「静止(stationary)」という性質は、ひとつの間(ま)を引き延ばす——息を止めた瞬間に生まれる、凍結されたパラドックス、引き伸ばされた時間の断片。
オフィスで使われる文房具は、多くの場合、白く、透明で、反射的だ。あるいは細く、携帯可能な形をしている。こうした寡黙な物たちは、「見えなくなること」を実践するかのように視線を溶かし、レンズの焦点を曖昧にする。テーブルは、彼らにとって一時的な舞台であると同時に、日常の居場所でもある。カメラが近づくにつれ、曖昧さの中から静かに時間の流れが立ち上がり、静止のパフォーマンスが始まる。
Surfacing Press とのコラボレーションによる最初の出版物として、『Stationary Stationery』は2025年9月に刊行された。デザインは、シンガポールのデザイナー·デュオ gideon-jamie が担当。
出版 小霧山
発行 2025年
サイズ 340x280mm
ISBN 9784991365409
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