北京 齋藤康一写真集 '95~'96 献呈サイン入

写真家・斎藤康一は、大学時代に林忠彦の助手を務め、1965年に日本写真家協会の一員として初の日中青少年交流に参加したことを機に、中国との深い関わりを持つようになった。その後、80回以上にわたり中国各地を訪れ、蘇州・上海・北京などの都市の変遷を記録した。

本書は、1995～1996年に撮影された北京の写真集であり、静謐な表層の下に脈動する都市の変化を鮮やかに捉えている。ページをめくるたびに、かつてそこに生きた人々の姿がよみがえるが、彼らはすでに過ぎ去った時代の記憶となっている。

発行 1997

頁數 176

サイズ 300x228x20mm