書家 金澤翔子展『つきのひかり』署名入り

金澤翔子が初めて筆を持ったのは、5歳のとき。書道教室を営む母・泰子に師事し、書の道を歩み始めました。書家としてのデビューは20歳のとき。最初で最後のつもりで催した銀座画廊での個展、そして帝国ホテルでの席上揮毫も行いました。その反響は本人と母の想像を超えて広がり、東大寺や法隆寺など、全国各地からの揮毫依頼が、今も途絶えることなく続いています。 およそ15年の年月をかけ、展示や講演で訪れたのは、日本・海外併せて1200か所以上。
「元気とハッピーと感動を、心をこめて」そう語る翔子の書は、なぜだか涙が出ると語る人も少なくないほど、多くの人を惹きつけています。
彼女の集大成であり、新たな一歩となる展覧会を収めた公式図録です。

出版  美術出版社

発行  2021年

頁数  164

サイズ  297x210mm

ISBN 978-4568105414