桂　日本建築における伝統と創造　

本書は日本の建築家、丹下健三によって書かれたもので、彼はこの中で桂離宮の設計、建造、および自然環境との関係について探求しています。丹下健三は、桂離宮が日本建築の独特な例であり、伝統と革新の要素を体現していると論じています。また、桂離宮がモダン建築に与えた影響についても触れ、特にヴァルター・グロピウスやル・コルビュジエなどの西洋建築家の作品に対する影響を論じています。本書には石元泰博の写真作品も収められており、石元泰博は日本建築を題材にしたモノクロ写真で有名です。彼の写真は桂離宮の美しさと静けさを捉えています。

出版  中央公論社

發行  1971年

頁數  196

サイズ 300×280mm